「珈琲ママ」のしろくま
昨日、鹿児島市の天文館のはいから通りを歩いているとひとだかりがしていたので、
何だろうと近づいてみると、その前のお店はシャッターが閉まっていました。
正午前だったので、おそらく2Fのレストランの客待ちだろうと思って通り過ぎました。
それから、また天文館に用事が出来て、午後4時ころ同じところ、ラーメンのこむらさき
から時報堂のあった交差点に向って歩くと、1Fのお店が開いていて、客席が満席状態
で、店の外に待っておられる方もいらっしゃいました。
お店は喫茶「珈琲ママ」でした。
あ、やっぱり、普段から噂を聞いていた「しろくま」でお客様がいっぱいなんだなあと思
いました。
でも、外にあるショーケースはただ簡単にしろくまのサンプルが飾ってあるだけで、値段
の表示もされていません。
ちょうど出てこられた中年のご婦人方に、「しろくまはいくらですか?」と聞いたところ、
「800円ですよ、とってもおいしかったですよ!」との答えでした。
ことさら店頭で宣伝することもなく、お客様がおしかけるなんて、本当にそのしろくまが
魅力的でなくてはあり得ないことだと思います。
ある一つのメニューを名物にすることで集客に成功しているのはたいへん素晴らしいこと
だと思いました。